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添加物について私が知っている嘘と本当の話、今回は「合成香料」です。

香料とはその名前の通りで食品に香りをつける原料のことを言います。

身近な加工食品にはほとんどといっていい程香料が使われています。私もサプリの商品開発をしていた時によく使っていました。

さて、この香料なのですが中にはお嫌いな方も見えると思います。私も自然な香りが好きではいますが、香料なしの加工食品ばかりになると正直食べられないものが多くなる気がします(汗)

最近よく見かける食品についてのマニアというか意識が高い系、こだわりのある人のブログを見ると「香料は添加物なので入っている食品はダメ!」という記事をよく目にするようになりました。

うん、確かにそうなんだけでも例えばハムとソーセージご自分で作ったことある?無添加のハム、ソーセージ全然美味しくないよね?事実、これは私が農学部の実習で手作りソーセージを作った時に、あえて無添加の物を作りました。みんな口をそろえて「これ、マズイよね・・・」でした。もちろん無添加でも美味しく作る方法も勉強しました。

ここで香料の話に戻るのですが、食品を美味しく食べるには香料は欠かすことのできない添加物です。だから、少量(私の経験では全体量に対して5%以下)の香料を使うのはOKだと個人的には思っています。

じゃあ肝心の安全性はどうなの?というとものすごく厳しく管理されています。

まず参照例です。

香料の安全性は、ほかの食品添加物に比較すると次の3つの特性があります。

1.必要量を超えると不快になる
フレーバーは、食品が本来持っている風味に、加工食品を近づける(「自然の模倣」)ために使用します。さらにそのフレーバーは、過剰になると不快になって食品としての価値を失ってしまうので、その使用量は自ずと制限(selflimiting)されます。

2.ほとんどの成分は天然食品に含まれている
食品自体に化学構造が同じ香り物質が含まれており(常在成分)、ほとんどの場合その量は香料として添加される量よりも多く、また添加される香料の成分も天然香料であるか、食品の常在成分です。

3.使用濃度が低
本来食品に含まれている香り成分が微量であるために、食品の加工に利用される香料も低くてすみます。ほとんどの食品でその使用量は10ppm以下で、1ppm以下の濃度でも十分な効果を発揮するものがあります。

食品添加物は、「食品添加物の指定及び使用基準改正に関する指針」で定められた試験で安全性が確認されることが必要です。安全性を確認するための標準的な試験には、一般毒性試験のほかに、繁殖試験や催奇形性試験、発がん性試験、抗原性試験、変異原性試験などの特殊毒性試験などがあります。

各種毒性試験の結果から、当該物質の投与によって有害作用が観察されない最大投与量を判定し、実験動物の体重1kg当たりの摂取量(mg)で表される無作用量(最大無毒性量)が決まります。

次に、ヒトと実験動物の違いやヒト同士の個体的な違いを考慮して100分の1を乗じた「毎日摂取しても健康を損なうおそれのない一日許容摂取量(ADI)」を設定します。厚生労働省の調査研究で、市販の加工食品に実際に含まれている食品添加物の量は基準値を大幅に下回り、ADIを十分に下回っていることがわかっています。

日本香料工業のHPより引用

このように安全性についての文章を引用すると非常に堅苦しくなります、正直私も堅苦しいのは苦手です。単純に私なりに訳してみます。

安全性の3つの特徴ですが、要は使用量が微量なので他の食品添加物と比較するととても安全という意味です。

また香料は非常に厳しい基準で作られており毎日摂取しても人体に害のある影響が出る可能性も非常に少ないです。

安全だからと言って香料入りの食品をじゃぶじゃぶ食べることはオススメしません。病気になるリスクが高まるだけですからね。

あと、1点補足ですが香料は「合成香料」の他に「天然香料」という本当に天然由来から作られたものがありますが、実はこの天然香料にもリスクがあります。興味がある方はこちらの記事を読んでみて下さい。天然香料と合成香料どちらが安全?

●まとめ
香料単体は安全性が高いもので、毎日摂取しても体に害を及ぼす可能性は低い。ただし、酵素ドリンクは植物や野菜、フルーツのエキスを元に作られているので、香料が入って居ないほうが望ましい。

また、添加物は単体では安全性が高いが、これが複数になると誰にも安全性がわからないので、食品添加物の摂取量はできる限り少ない方が良いと思います。